海を守ろう

坊勢漁業協同組合では、自然環境を良好な状態に保ち、豊かな生態系を維持管理することを目的に環境問題への取り組みを行っております。

人工魚礁の設置

家島諸島の周辺では、魚を守り育てるために人工魚礁の整備が進められています。
男鹿島や西島から切り出した石材を、ガット船と呼ばれる運搬作業専を使って海に沈めていきます。

最大のもので幅およそ100m、高さおよそ25m。5〜7階建てのビルに相当する巨大な人工魚礁は、海藻が根付き、様々な魚が集まって、岩場を好む魚の産卵場所や、餌を求める魚の住処となります。

人工魚礁の設置

人工魚礁の設置

人工魚礁の設置

遊漁調整協議会(愛称:アイ・エフ・ピー)

家島諸島には、家島・坊勢漁業協同組合があり、漁場利用に関する様々な権利を保有しています。そして、1000余名の漁民がここで生計を立てています。
ところが、近年の海洋レジャーブームから、連日大勢の釣り遊漁船が島へ押し寄せています。

このため、漁具を壊す事故が多発し、漁民は漁業の安全と水産資源の減少に大きな不安を募らせています。従来漁業協同組合は、兵庫県漁業調整規則並びに資源維持の両面から、非漁民の動力船による釣りをお断りしてきました。

しかし、釣り愛好者からの強い要望もあり、この度家島諸島漁業、遊漁調整協議会(愛称:アイ・エフ・ピー)を設置し、漁業と遊漁の新しい秩序作りを行い以下に挙げるルールを守っていただける方を会員として、レジャー釣りができるようになりました。

これらのことをご理解の上、秩序正しい釣りをしてください。

水産資源保護並びに漁場環境保全

水産資源保護並びに
漁場環境保全

・小さな魚は海へ返しましょう。
・マキエサは、全面的に禁止します。
・空き缶などのゴミは、必ず持ち帰りましょう。
・投錨はしないでください。
・浮きに係留しないでください。

水産資源保護並びに漁場環境保全

夜釣り厳禁

夜間は航行上大変危険です。
絶対に釣りをしないようにしましょう。

水産資源保護並びに漁場環境保全

5島を
レジャー釣りへ解放

漁業調整のため、上島・太島・鞍掛島・男鹿島・院下島の5島に限り、釣りをお楽しみください。

会員申込みおよび資源繁殖保護への協力金

アイ・エフ・ピー会員にご加入される方は、資源繁殖保護への協力金を添えて、下記へご連絡下さい。
会員証として、ステッカーを船に貼っていただきます。なお、できる限り個人加入なさらずに各地の釣りクラブを通してお申込下さい。

協力金(年間)

団体加入
11,000円
個人加入
15,000円

坊勢で釣りをするなら

魚の宝庫である家島周辺をはじめ、四季折々の釣りが楽しめる瀬戸内海。
釣りが趣味の方はもちろん、家族連れの初心者の方も大歓迎!ぜひ、お越しください。

海底ゴミ回収

平成19年11月~平成20年3月まで、所属底曳漁船の皆様にご協力いただき海底のゴミを回収しました。坊勢の外周の港、10数ヶ所を海底ゴミ集積場として指定。
回収作業は約5ヶ月で21回行い、約3200袋の海底ゴミを回収することができました。

海底ゴミ回収※写真はイメージです

海底ゴミ回収※写真はイメージです

お問合せ

坊勢漁業協同組合

FAX 079-326-0231

家島漁業協同組合

FAX 079-325-0007